2025/09/22

(中学部)出前こどもとしょかんがやってきた!

 先日、「出前こどもとしょかん」が行われました。
 これは山口県こども読書支援センターが実施している事業で、県立図書館の新刊児童書を貸していただいたり、職員の方が読み聞かせをしてくださったりというものです。

 読み聞かせの前に、本校図書館に並んだ本は、なんと250冊!


〈魅力的な表紙が並び、目移りしてしまいます〉

 最初に、県立山口図書館についての説明がありました。
 「山口図書館で本を借りられる人の条件は?」を聞かれると、「本をたくさん読む人?」と首をかしげる生徒たち。
 答えは「山口県に住んでいること」と聞いて、驚く人、「なぁ~んだ」と笑う人…なごやかな雰囲気の中で会が始まりました。
 

 そのあとは読み聞かせや本の紹介などがありました。
 誰もが良く知っている童話でも、本によって内容が様々に変化しているとのこと。
 比較して読んでみるのも面白そうですね。

 また、なぞなぞの本の紹介では、実際に何問か出題していただき、たいへん盛り上がりました。

 さて、今回お借りした本は、翌日から各教室へ。
 その直後の昼休み、こんな光景を見かけました。
〈3年生が1年生に内容を説明しています〉
 
 スマホやゲームとの付き合い方についての本を囲んで、スマホ依存症のセルフチェックをしていたそうです。
 一人静かに本と向き合うのももちろん良いのですが、こんな風に本を通じて輪が広がっていくのもまたいいなぁ…と感じた出来事でした。