２７日（金）の４日間、中学部の体験を中
心とするクラスの生徒１０人が、校内実習
を行いました。
日ごろの作業学習での紙工班と農園・
木工班の２つのグループに分かれ、一日
中「働く」ことを体験しました。
農園班は、「若ガエルごーるでんぼー
る」という商品名のボーロ作りに取り組み
ました。
ゴマに含まれる「セサミン」という成分
で、若返り効果が期待されることがネーミ
ングの由来です。
きなこと黒ゴマを使ったプレーン味と、
ココアパウダーを使ったココア味の２種
類を作り、オーブンで香ばしく焼き上げ
ました。
たくさん作らないとすぐに売り切れてし
まうので大変だったようですが、お客様か
らの喜びの声に元気をもらい、頑張ること
ができました。
紙工班は「若ガエルごーるでんぼーる」
のパッケージの組み立てや商品詰めをした
り、ミシンを使って雑巾やマスク、かわい
いポチ袋を作ったりしました。
丁寧に、根気強く作業を進めました。
販売実習では、恥ずかしがらずに
声を出してお客様の呼び込みをし、
気持のよい接客を心がけました。
笑顔で対応することもできました。
９月２６日（木）の校内実習参観の日に
は、たくさんの保護者の皆様やデイサー
ビスの方々にお越しいただき、販売実習
の売り上げにも大貢献していただいて、
働く喜びを実感することがでたようです。
毎日ほぼ同じ作業が続き、大変だった
と思いますが、毎年この経験を積み重ね
る中で、自立した社会生活を送るための
資質を少しずつ身に付けていってほしい
と思います。
